こんにちは
昨日になってしまうのですが
5/5は二十四節気でいうと暦は立夏です
二十四節気とは旧暦で季節を表すために用いる言葉です
“夏の立つがゆへ也”(暦便覧)
夏の始まりの時期です
「立夏」から始まる夏の3ケ月を蕃秀(ばんしゅう)の季節といいます。
昨日は気温も暖かくなり夏を気配を感じられた方も多いのではないでしょうか
中医学の古典の書物『黄帝内経』の『素問・四気調神大論』には、「夏の3ケ月になると、天と地の気が交わり、万物は花が咲いて実を結ぶ」と記されています。
中医学では、夏は高温で「陽」(熱)が高まり易く、「陰」(潤い)を消耗しやすい季節です。
「陰」不足により「陽」(熱)が旺盛になると、熱が上にあがって五臓の「心(精神・意識)」に影響するため睡眠不足になりやすく、体力の回復が十分にできない状態になります。
また、「陽」(熱)を抑えようと冷たいものを摂ると、胃腸が冷えてしまいます。
そうなると「消化・吸収力」も弱まり、夏バテのような状態を引き起こしてしまうので、注意が必要です。
中国では立夏にお茶を飲みます
これは養生の基本です。
夏も近づく八十八夜。日本でも新茶の季節です
八十八夜は5月上旬の5/1〜3日くらいにあたり、立夏と数日しか違いがありません
お茶の中でも、新芽のお茶には生命力が多く宿ってますので、ぜひパワーを取り入れたいものですね
新芽のお茶は柔らかい甘みと、苦味が同居しており、昔から「心」の臓を滋養するといわれ、精神安定や血圧の安定に効果があります
実際、お茶を飲むと善玉コレステロールが増えて、動脈硬化を予防してくれます。
また、緑茶のポリフェノールとカテキンにより、食中毒の予防とがん予防にも効果があります
夏は食中毒が起こりやすい季節
温かい緑茶を飲んでぜひ予防してみてください
このような事態でも、
季節は移り変わるので、季節に合わせた養生をすることで邪気に負けない心と体を作れるかなと思います
ここ数週間、今までとは違う緊張感を強いられる中で、不安な気持ちになることもありますよね
そんな時には、ラベンダーや柑橘系のアロマオイルなど(私はゆずがオススメ)を植物油(スウィートアーモンドオイルやホホバオイルなど)を手のひら3ミリくらい垂らし、精油を1、2滴垂らし、それを手に馴染ませて香りを嗅ぐとスーッと気分をリフレッシュすると思います
眠れない時はゼラニウムもオススメです
一番は好きな香りを生活に取り入れることも良いと思います
こんな時だからこそ普段やったことのなかったセルフケアに挑戦するのも良いですね
最後まで読んでくださってありがとうございました
コロリエ表参道店 岡崎
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