こんにちは
今回は以前コロリエで開催された講座、
おいしい食、うれしい食という
ここくさんが農業をするなかでの知識や周りの健康情報との気楽な付き合い方についてお話してくださったときに感じたことを書かせて頂きます。
まず最初にここくさんについて
ここくさんはブランド名で本名は加藤さん。静岡県浜松市のご出身です。
宮崎で農業を始める前は、横浜市でウェブデザイナーとして働かれてました。
現在も農業と並行してグラフィックやウェブのデザインの仕事をされています。
なので、商品のパッケージから全て自分でつくられています。
奥さんの実家である宮崎県に遊びに行く際、羽田空港で手にした一冊のスローフード本が人生を変えられました。
『本当に大切なことを伝えていかなければ』と考えるうち、環境についても知識を得て、「自分で畑に立ちたい」という想いが生まれてきたそうです。
デザイナーの仕事は続けつつ、農業の勉強も開始。
上のお子さんが就学する2012年に、宮崎移住を計画していた矢先の2011年3月に、東日本大震災が起きました。
スーパーの買い占めや計画停電、原発。お金があっても何もできない状況に、「自分で作れるようになりたい」と強く思った加藤さんは、1年計画を前倒しして、家族で宮崎へ移住されました。1年間の農業研修を受けたのち、ようやく畑を借りて農業を始められたそうです。
ここくさんのお味噌は全て宮崎県産のものを使われていて、麦も大豆も全て無農薬、無肥料で育てられた自然栽培の貴重な麦味噌です。
ここくさんが1人で育てられて、天然醸造で作られております。
香りも風味もとても良い麦味噌で、ダシがなくてもそのままお湯に混ぜて美味しいお味噌汁になりますし、ご飯に乗せたり、焼きネギやきゅうりに乗せてたべてもすごく美味しいので、お料理の調味料にもすごく使いやすいです
味噌は添加物が入りやすいですが、ここくさんのような原材料が大豆と麦麹とお塩のみのお味噌は大変貴重です
大豆も麦も自然栽培。
お塩は自分で船で沖の海水を取りに行かれていて、ミネラルが豊富なのはもちろん、沿岸部の海洋汚染や、凝縮する際に入り込む大気のチリなどが気になる方にも安心してお使いいただけるお塩です。とてもやわらかい味のお塩で味噌作りの為に使われていた贅沢なお塩です
さて次に美味しい食講座を受けて
最近加工品や添加物などの”危ない〟や〝いけない〟などのフレーズが多い本が増えていると思いませんか
それでダメと言われても、では何を食べたらいいの?とかモヤモヤしませんか
化学者じゃないとわからなかった言葉がメディアで飛び交う中、色んな食べ物の勉強をしてきたここくさんから平成の時に騒がれたフレーズをわかりやすく紐解いてくださいました。
本来、食は美味しく、楽しくが大事で、これなら大丈夫‼︎って食べるより、美味しいものを美味しく食べることが大事だと思うんです。
カラダが喜ぶものをチョイスしていく。
それは脳ではなく腸であって微生物基準で食べるものをチョイスしていくとおのずと好きなものになっていくのでは?と思いました
わたしはここくさんの食に対する考え方がとても好きで、いつも食べてるお米やお味噌などの本質にこだわること。たまにはカラダに悪いと思うものを食べたとしても丈夫なカラダ作り。
全てはバランスよく食生活を送り楽しむことだと教えてくださいました。
とても面白い講座でした
コロリエでもお昼に京都の高田米穀店の有機米を福利厚生でオーナーから提供していただいてます。
同じ釜で炊いた温かいごはんをスタッフみんなで頂いてます
ご飯が美味しい!というのは幸せなこと。
それを大事にこれからも食について勉強していけたらなと思います
農家さんが食についての直接お話をしてくださることで、現場の声(農家さん)がわたし達、消費者に届けていただけることはとても貴重だなと思いました
加藤さんありがとうございました
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