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日本風土の小麦と繋がる

こんにちは!3月にCOBOさんこと、ウエダ家の自然発酵乳酸菌でお馴染みのウエダ家さんの小麦講座に参加させて頂きました。


今回はその時のことについてお話しさせて頂きます。

 

 



 

 

日本は輸入文化です。

パン屋さんの多くが、外国の小麦を使われています。

日本の小麦は強く生命力があります。

ウエダ家の自然発酵乳酸菌によって、

そのままでは食べにくかったものを

自然発酵することで分解し、

カラダを生かす食に変えることができます。

日本風土のものを生かすことができるのです。

 

 



 



2回目のプログラムは日本風土の小麦を使った

長野県のなつみ農園さんの在来種に光を当てたテーマでした。

COBOさんは日本各地の眠っている小麦を発掘し、

乳酸発酵する実験研究を重ねられていくうちに、

黒小麦の存在を知られたそうです。


長野は小麦に向いている風土で水もキレイだから沢山の作物が育ちやすいです。


長野県の在来種の小麦に焦点を当てて3種類学びました。

 

 



 

長野県なつみ農園宮原さんが作られる黒小麦、白飛出、ユメアサヒという名の在来種の小麦です。

黒小麦はモンゴル原産、1000年前の野生種です。

それを宮原さんが長野で育てられています。

生命力の強い小麦の自然毒(表皮)を自然発酵システムで分解すると驚くほどエネルギーがでる小麦です。


今回は黒小麦を使った丸パンとあんぱんとスパイスパウンドケーキを試食させていただきました。

丸パンとあんぱんはおまんじゅうのようなもっちり感があり黒糖のような甘みを感じました。


スパイスパウンドケーキはチョコレートパウンドケーキのような甘みが感じられとても美味しかったです。

 

宮原さんがなぜ黒小麦を作っているかというと黒小麦は背丈が高く美しいからというシンプルな理由だったそうです。


実習では、白飛出のパウンドケーキを作りました。

このパウンドケーキは乳酸発酵で生まれるキャラメルのような香りとあまみが特徴でバターや卵を使わずにここまであまみを引き出されることにとても驚きました!

 

 



 


ユメアサヒのMelengeカンパーニュ

雑味のない素材を生かしたカンパーニュで、何個も食べれてしまいそうな軽い仕上がりのカンパーニュでした。


他にも乳酸発酵でレストランのメニューに出てるようなものを頂きました!

この講習でまるでレストランでお食事をさせていただいているようでした。

 



 



在来種の魅力

そのままでは良さがわかりにくいですが、

力を引き出す知恵を与えると最大限に変わる(あまみやうまみに)

その力を引き出す知恵が今回はウエダ家の自然発酵乳酸菌になります。


現代情報もグローバル化してますが、菌もグローバル化しております。


コロナウィルスによって生と死が隣合わせのような中で、

情報の整理し食生活や日本文化など

見直さないといけない時ではないのでしょうか?

また、自分たちの土地のものを生かす、体に生かす知恵をもっと引き出していきたいと思いました。


沢山の色々な情報に惑わされないように忙しい毎日の中でカラダの声に耳を傾けること。

カラダは正直(特に腸)カラダが喜ぶことを大切にしようと思います。

自然にも人間にも菌にも優しい共存する世の中へこれからなれるといいですね。

 

次回の講座も楽しみにウエダ家さんに教えて頂いた乳酸菌レシピを作ってみたいと思います^_^

最後まで読んで頂きありがとうございました!



colorier表参道

岡崎